日本四日目後編 端島へ

グラバー園を見学した後、一旦ホテルへ戻り、厚着をして、ランチ、そして港へ。

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シーマン商会のさるくII号という船に乗り軍艦島上陸クルーズに参加しました。

この島のことは2015年に世界文化遺産に登録されて以降に初めて知り、雑誌などでその島の姿や歴史を知るも、なんだか信じられないような感じがして、いつかこの目で…と思っていたのでした。

出港です。

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こんなに沢山の大型船のドックを見たことが、なかったので興奮しました。

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やっぱり、船はいいなあ。

でも、さるくII号は小さなボート。外海にでたら揺れるんじゃないか、二人が酔うんじゃないかと少しは心配したのですが、奇跡のような凪状態で40分ほどで島が現れました。

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上陸です。

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ガイドをして下さったのは、子供時代、鉱員家族として端島鉱が閉山になるまで島に住んだ方で、当時の人々の暮らしぶりが目に浮かんで来るような貴重なお話が聞けました。

二人の後ろに見える赤煉瓦は総合事務所で、ヤマの男達が海底での命がけの採掘の仕事を終えて上がってきた時に入る大きな浴槽があり、浴槽はいつも真っ黒だったということです。

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安全のために見学できる場所は限られていますが、見学者用の歩道は整備されています。

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日本最古の鉄筋コンクリートの高層アパート

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採掘現場へ向かうための階段

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島全体がこのような岸壁で囲まれているせいで軍艦島と呼ばれるようになったけれど、住んでいた島民にとっては端島なんです、というガイドさんの言葉を聞いて、私達親子も端島と呼ぶ事にしました。

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子供向きのツアーではなかったけれど、それぞれに感じるものがあったみたい。

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貴重なお話ありがとうございました。

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さるくII号の前で。よい旅になりました。

 

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少し早いけれどホテルへの帰り道に夕飯をすませようと、

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長崎は魚が新鮮で美味しいときいたので、カキフライと海鮮丼。美味しかったです。

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ホテルで日本のテレビを見ながら就寝しました。

学びの多い充実した一日でした。