部屋探しは楽じゃないinシドニー


2023年はシドニー大学で学んだ長男ですが、今年はUNSW の医学部に進むことになりました。快挙!

医学部の合否がとにかくギリギリで、0week という新入生のオリエンテーション的なものが始まると同時に部屋探し開始です。

それが本当に厳しい状況で、学寮的な所は当然満室。一般の賃貸物件も数に限りがある上にお財布に厳しいシドニー価格ときています。
半分はミクと見てまわり、ミクが大学のイベントに参加する間は足を棒にして歩きました。土地鑑ないし、東へ西へとにかく歩くこといちにち20キロ。
疲れるとミクのいる医学部棟の前にきて水を飲む母、ここにあり。
前を過ぎる人々に、あなたどこに住んでいるんですか?と心の中で問いました。

街中から大学までふた通りのトラムがはしっていて、歩き回るうちに東側のトラム沿線が医学部棟に便利だし海も近い、ということに気づきました。ま、海はあまり関係ありませんが。


内見にいくと、ひとつの物件に多いときは50組ほどの人が押し寄せていて絶望感マックスです。可能な部屋は全部みたし、ひとつ海まで歩いてみるか、という話になり、独り言ですが、坂をつらつら降りていくと完璧なビーチがそこにありました。これは息子のために最後には足を引きずって歩いた私へのご褒美にちがいありません。


ありがとう海!


なんだか熱海に来たみたいにほっとする。

ナポリのようでもある。

ありがとう海をみながら食べる美味しいハンバーガーとビール。チカラがみるみる湧いてきました。